おはようございます。取手・牛久の出張ピアノ教室 ほしなみピアノスクールの山口です。
窓を開けると金木犀の香り。彼岸花がこんなところにあったのかという場所にぽつぽつと小さなまとまりを作って咲いていますね。私は暑がりで、最近も湿度が高い日はノースリーブ着てましたが、やっといろんなことが捗るようになりました(^O^)
今の時期、何名かの生徒が伴奏を頑張っています。2学期は、学校で合唱祭などがあり、伴奏を任された生徒たちは夏休みあたりから練習をはじめています。
その中で約2年ほど前から、伴奏のレッスン時に短期でお受けしているKくんがいます。
伴奏レッスンだけをお受けしていて、日ごろはピアノを弾いていない彼。他教室で習っていたのはかなり前で、それも音符に色を塗って読んでいる段階でした。
普通に考えればちょっと難しいかな…と悩んでしまうところなんですが、このKくんとてもしっかり頑張るんです。
今回レッスンしているのはこの曲。
前奏や、0:38~で音域の広いアルペジオがあり、両手で分けて弾かなければいけないですし、後半は転調もあります。調が変わると音は全部変わるので、すべての音符を読むしかなくて大変。(ずっと習っていれば全部読まなくても移調して弾けたりもしますが)
楽譜をもらった7月中旬から一緒に譜読みして、、きっとレッスンでも私が説明することは早すぎてわからないところがあったり、一度に複数のことをやってそこまで練習も追いつかなかったりしたと思います。
なにしろ期限があるものなので、私も先へ先へと進めるしかなく…(;^_^A
夏休み中も講習や修学旅行がある中、かなり頑張って練習し、2学期はじめには何とか形になってきて、学校の先生にもとても褒めていただけたということでした。
(伴奏者は大変だけど、やりがいがあり楽しいですね。私も伴奏大好きでした!選ばれなかったときでも、学校でやっている曲を自分で弾けるということ自体が、嬉しかったのを覚えています)
現在はもう合唱の練習に入り実際に弾いているわけですが、実はまだ完成には至っていなくて、あと一歩! なんです。このあと一歩のところで、もうひと頑張りするのとしないのとでは、差が付きますね。
先日、録音して聴いてみる事を勧めておきました。弾いているときは聴く余裕まではなくて、自分がどんなふうに弾いているか、なかなかわからないのです。
ですから、聴いてみるとイマイチなところに気づいてガッカリするかもしれません。せっかく弾けるようになったのに…でも、そこで、「自分には弾けない」と思わず「少しでもよく弾けるようになろう」と思ってもらいたいですね。