ほしなみ☆ろぐ

茨城県取手市のピアノの先生です。このブログは2018年5月に移転しました

初級向けハノン『ハノン・ノン』『はじめてのハノン』の使い勝手が良くておすすめ!

   

いずみ@hoshinami_pianoです(´▽`*)こんばんは。

テクニック教本も今はいろいろありますね。私がレッスンで使っているテクニックの本(主に中級に入るくらいまでのもの)は…う~ん、3,4冊かな?

うちひとつが、自分も散々弾いた《ハノン》

そしてハノンにも初心者向けに工夫がされたものがいろいろあり、現在3冊使っています。全音の元祖ハノンを入れたら4冊。

その中でも初心者&子どもに使いやすい2冊をおすすめ♪(初心者といっても、《バーナムピアノテクニック》などが修了してから使っています)

はじめてのハノン

 基本情報


価格:864円(税込)/ 48ページ / 編著者:田村智子・岩瀬洋子

特徴① ハノン1~20番(1オクターブ)が、一段譜(ト音記号だけ)で書かれている。

特徴② 1曲ごとに、音形を把握できる・重心移動が学べる「れんしゅう」3曲が付いている

中身はこんな感じ

楽器店で本を開いた瞬間、コレだ!と思ったのが右ページの「れんしゅう1~3」の課題。すべての曲に異なる課題がついています。これが音形の把握にとても役立つ。

私たち先生からしたら、もしくは中級曲を弾ける人からしたら、同じ形を繰り返し弾くだけのハノンは譜読みも簡単ですぐ弾けちゃうんですが、子どもにはそうじゃない場合もあります。

それから弾ける子どもでも、なんでこの指使いなのか?なんで上行はこうなのに下行はこうなのか?をすぐには理解できないことも。

はじめてのハノン
このれんしゅう3曲を見れば、自分で『そっか!』とわかります。

この本を知る前までは、↓こんな楽譜を自分で書いてレッスンしていたんですが

ハノン練習課題

今はだいたい、この本の右ページを抜粋するか、ちょっとだけアレンジして使っていて、ものすごく助かってます☆

はじめてのハノン

縦の線がこういうふうになっているよ!というのも、書いてあります。

たとえばこの1番だったら、ドミラの和音を掴んでいくことと、間の音をレガートで弾くことを練習してから、5-4の開きを意識しながら弾いていく。と、細かく分解できるわけですね。

ハノン・ノン

 基本情報


価格:1,512円(税込)/ 80ページ / 編著者:江口 寿子

特徴① ハノン1~20番(1オクターブ)のうち、小さな手でも無理なく弾ける曲だけを選んであり、オリジナルの曲がプラスされている。

特徴② 子供に親しみやすいタイトルや、練習表がついていて、レッスンしやすい。

中身はこんな感じ

はじめに、22のバリエーションが載っています。

全音のハノンもはじめにリズム練習のバリエーションがありますが、こちらはアーティキュレーションを変えて弾く形が多いです。

ハノン・ノン/バリエーション

私は「指をまんべんなく鍛えましょう」という方針ではないため、これをこのまま弾かせるというのはしないんですが、そこはそれぞれですね。

次の写真は、第1番。おなじみの曲も親しみやすいタイトルと、ちょっととぼけたイラストで楽しいです。

バリエーションの中から、1番の練習に向くものが抜粋されて載っています。

ハノン・ノン/第1番

1番の右ページ。宿題が出しやすいですね。

ハノン・ノン/第1番

30番。この練習は、とてもいいな~と思いました。

バーナムなどでも何度も出てくるのですが、和音の指使いって難しいですよね。この30番はすごく読みやすい!と思いました。楽しんで弾けそう(*’▽’)♪

ハノン・ノン

全体的に、五線と音符のバランスがいいんでしょうね、とても読みやすい楽譜になっていると思いますので、譜読みが得意じゃない子にもいいかなと思いました。

まとめ。

ハノンやツェルニーは無味乾燥なつまんない曲。っていう意見も多く、また子どもたちもやはりあまり好きじゃないようです(^-^;

使うんだったら、1つ1つ、何のために・どのように弾くのかを知ってもらい、なるべく楽しく効率よくを心がけたいと思います。

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