ほしなみ☆ろぐ

茨城県取手市のピアノの先生です。このブログは2018年5月に移転しました

芸術その魅力「現代音楽入門講座」第1回(全12回)

   

ラジオ講座「現代音楽入門」

NHKラジオ第2 毎週水曜 夜8:30-9:00放送『現代音楽入門講座』

毎週聴けそうな時間帯のため、12回全て聴こうと思っています(*’ω’*)

講義は、作曲家の薮田翔一氏です。

第1回【プロローグ~現代音楽とは何を指すものか】

  • 現代音楽は商業音楽(ポピュラー音楽や映画音楽など)と異なり、クラシック音楽を起源として作られたもの(芸術音楽)である
  • (クラシック音楽の延長線上で)前の作曲家を超えた現代の新しい作品を生みだすために試行錯誤しでいる

第1回の内容は主にこの2点で、

現代音楽といえば《奇妙でよくわからないもの》というイメージだが、決して気まぐれの音だとかいったものではなく、クラシックの作曲と同じプロセスで作られているというお話でした。

私も現代音楽はほぼ聴きませんし、《なんかわからない》が第一のイメージです(;^_^A 講座を通して少しでも理解が進んたらいいいな。

クラシック音楽が起源

クラシックが現代音楽の「もと」であるというだけではなく、クラシックを学んでいない作曲家の作品は、現代音楽として認められないと言い切っています。

(そうでないものは、民族音楽という括り。あるいは例え現代音楽を作りたいと思って作曲されたものでも「現代音楽風」でしかない)

ですから現代音楽の曲は、土台であるクラシックの歴史を感じられるものでなければならないし、演奏者もまた、クラシック音楽の知識を持っていなければならない。

 

作曲プロセスというお話の中では、ベートーヴェンが挙がりました。

ピアノソナタ・弦楽四重奏等で、多くの試みをしており、結果発展させていったもの・消えていったもの その思考プロセスを残しておりその点でも偉大な作曲家である。

現代音楽作曲家も、そのように試行錯誤しているということですね。

これまでにない新しい音楽を音楽史に残す

そうしてクラシック作曲家が生み出してきた音楽を、現代音楽は超えなければならない(新しい何かを生み出さねばならない)ために、これまでに聴いたことのない音や表現を使う。

これが《奇妙でよくわからない》と思われることが多いということです。

現代音楽の作曲家は、50年後100年後に、クラシックから続く系譜に載ることを目指しているし、また、ベートーヴェンやショパンなどと一緒に、コンサートプログラムに載り演奏されることを目指している。

 

第1回目のお話を聴いて、クラシックの歴史の延長線上にあるということを、以前よりも感じられるようになったかもしれません。今でこそ王道となった「古典」の作曲家たちだって、はじめは理解されなかった曲がありますので

先の時代に現代の音楽が、どのように扱われ評価されていくのか‥ ロマンがありますね(*’ω’*)

 

作曲とピアノ

作曲家はピアノが必須なのか?などのお話も最後のほうにありました。

  • 昔の作曲家は優れたピアニストであったため、現代の作曲家もピアノが必須のように思われるが、そうではない
  • ピアノでばかり作曲するよりも様々な楽器の視点から作曲できなければならない
  • ピアニストがどのように弾くのか・どこまで弾けるのかを知っていることの方が大切

そしてこれらのことは、時代の流れともいえる。建築等でも昔は設計からすべて一人がやっただろうが、現代の高度な建築は分業が進んでいるのと同じ。

※ただし、ピアノが弾けなくてもよいという意味ではないと思われます。クラシック音楽を学ぶことが必須であれば、ピアノを必ず学んでいます。一流のピアニストでなければいけないわけではないということですね。

ビブラフォン独奏曲

薮田翔一 作曲 ビブラフォン独奏曲『Billow II』が、番組内で紹介されました♪

Billow:大きく波うつ、大きくうねる、押し寄せる

↓リンクのNHKのサイトでストリーミングで聴けますが、曲だけ聴きたい方はこちらをどうぞ。(演奏者はどちらも同じ方なのですが、少し違って聴こえます。録音等でかなり変わるのでそのせいかな)

ビブラフォンというのは、鉄琴の一種です。

私が初めて触れたのは、小学校の音楽室でした。スイッチを入れると共鳴管の上にある丸いはねが回転して、とても音が響いて、超楽しいので大好きでした(#^^#)

 

第2回は『ロマン派音楽の終焉』です。チャイコフスキーなどのロマン派から、現代音楽へ繋がっていくその変遷、面白そうです♪

NHKカルチャーラジオ ホームページ ▶http://www4.nhk.or.jp/P1928/

現代音楽作曲家 薮田翔一 オフィシャルサイト ▶http://shoichi-yabuta.jp/

 

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