教室のおたより「ほしなみ☆だより」の中の『今月の1曲』というコーナーの連動記事です。生徒さんたちが使っているテキストから選んだ曲をご紹介していきます |
2017年9月は『ヘビつかい』キャサリン・ロリンです。


最近購入してレッスンで使うために準備中の曲集、【ビーニー動物園】から。ワンちゃんがピアノを弾いている、愉快な表紙です♪
ペンギンさん・ネコちゃん・くまちゃんなど、可愛らしい曲も多いのですが、子どもたちを見ていると、不気味でちょっとコワイ曲のほうが人気がある様子。
そこで‥きっと皆弾きたくなるであろう、『ヘビつかい』を。
どうですか?ヘビがこちらへ近づいてくる様子、にょろにょろと出てきてこちらを見る様子‥ひえ~。。
楽譜を半分載せますよ。

~~~ ここでよく「にょろにょろ」やりましょう!
ゆびを上下にあまりバタバタさせないで、けんばんの上をヘビがあるくように。
①⌒ なが~いスラー。ここもなが~いヘビをそうぞうして。
もうすこしはやくひいてもいいですね。でも、ミが2回つづくところを、はねないように気をつけます。
〇 シのフラット。 ふしぎなひびき、あじわってひきましょう。
ヘビがとまっているじょうたいから、うごき出すとき、どういうふうにからだをうごかすかを、かんがえてみましょう。
はじめは、あたまのあたりが ゆっくりうごいていって、だんだん、からだぜんたいが にょろにょろ~っとすすみます。
さいしょから、いきおいよく にょろにょろしませんよね。
そんなうごきを、ピアノでは【さいしょの音をそ~っと】ひいたり、【P(よわく)→だんだんつよく】してみましょう。
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ペダルつきの足台か補助ペダルがあると、こういう曲集もより楽しめますが、当教室では持っていない生徒さんのほうが多いです。
ただこのくらいでしたら、指ペダルでもじゅうぶん弾けるかな。
簡単な曲ながら、様々な表現を学べますし
少し進んだ生徒さんには、調性を考えさせるのにもぴったりです。調判定なんか複雑な曲では嫌になっちゃいますので(かつての私(;^_^A)
これくらいのを、ハノンのスケールのところと見比べてみたりすると、簡単!と思ってくれそうです。