子どもがピアノを練習しないとき‥
ほしなみピアノ いずみせんせいです(^O^)
今日は暑い一日でしたね!レッスンに行ったら、6年生の生徒が「暑いから、先生にお茶だして^^」と‥♡
自分が小学生だったら言えるかな?みんなよく気が付いてびっくりさせられます♪
ピアノを習っている子の親御さんなら
「子どもが練習しない」
っていうお悩みは、多くの方が持ったことがあると思います。
先週のレッスンでは、ちょっとした親子バトルがありました💦
(しょっちゅうではないけど、たまにあるんです)
私は
「○○ちゃんは、ママが大好きだよね^^」
「ママがとても良い子に育ててくれたから、先生レッスンが楽しいのよ」
って、生徒とお母様にお話して帰ってきました。
練習しなさい!に対して、的外れっぽいかもしれませんが
まずは親子で対峙してしまうのではなくて
ママは子どもを心配しているだけ。子どもはママに笑ってほしいだけ。
それをお互いにちゃんとわかってから、話し合うなり、ルール決めるなりしないと始まりません。
ママが「練習しないダメな子」と言うのは本心ではないし(本当はうちの子世界一可愛いくて良い子、ですよね)
生徒ちゃんが「ママなんか嫌い!」っていうのは、「ママが大大大好き」ってこと。
「なんで練習しないの」
「全然弾けてないじゃん」
「は?ママに言われたくないよ」
とかって、親子だから勢いで言っちゃうものだけど(;^_^A
それで「練習しなきゃ」ということは頭でわかったとしても、心はまったくついていきませんよね。
練習した方がいいのは、子どもはもちろんわかっているけれど、練習できなくて‥
そうしたら、
お母さんが怖い声で怒ったり
お母さんがため息ついたり
お母さんが呆れた顔したり
ピアノ習いたいって言ったせいで、お母さんを悲しませてしまったのかな(;_;)
そのとき、リビングの片隅のピアノを見て、どう思うかな。
なんかあんまり、ピアノに、近づきたくない‥。って、思ってしまうかも。
子どもってお母さん大好きすぎて
お母さんが怒ると、悲しむと、
自分がダメなんだ‥って思ってしまう。ピアノなんか‥自分なんか‥嫌になってしまう。
お母さんに「練習しないダメな子」と言われたら、
どうせ○○のこと、ダメって思っているんでしょ。そう思っているならどうでもいいや‥になってしまう。
ピアノのほうに子どもが近づいていったら
お母さんはニコっと笑う
ピアノのふたをあけたら
「わ~ピアノが聴けるなら、ママここにいようかな?」
まちがえたときは
「おお~そこ難しそうだねすごいね」
練習終わりのときは
「もっと聴きたかったな~また弾いてね♡」
そんな感じで、いかがでしょうか(^O^)
(この親ばか全開のセリフは、私がいつも娘に言っていることです。笑)
親なんて関係なくて、とにかくピアノが好きで、自分から弾く!っていう子もいると思いますが
どっちかというと、やっぱり親御さんの影響受けていることのほうが多いとおもいます。
「ピアノを弾いたからえらいね」ってなると、またちょっと違うのでしょうけど
「あなたのピアノが好き」「ピアが聴けてママ嬉しい」って、もっとはっきりと、伝えてあげるといいんじゃないかな。
って、レッスンしていて思うことがあります。
親御さんも皆さん優秀な方ばかりなので、きっともどかしいのだと思いますが、子どもたち、難しいピアノ一生懸命弾いていて凄いですよ!
練習しない日があっても、「即問題」「やりなさい!」ではなくて‥
うちの子はとってもいい子だし、ママ大好きなのですから、
親子でアイデアを出しあって、練習できるような工夫をしてみるのも、なかなか楽しいものですよ。
「やりなさい!」という言葉は、言っても言わなくても、練習しないと思いますので💦
けんかしたら、もったいないです(^O^)
焦らずに仲良く、話合ってみてくださいね♡