録音付き:今月の1曲『ポロネーズ Anh.125 / C.Ph.E.Bach』

教室のおたより「ほしなみ☆だより」の中の『今月の1曲』というコーナーの連動記事です。生徒さんたちが使っているテキストから選んだ曲をご紹介していきます

2017年4月は『ポロネーズ Anh.125』です。

J.S.バッハの息子(むすこ)、《カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ》がつくった曲。

はじめに、まだバッハをひいていない生徒(せいと)さんのために、せつめいします。

この曲がつくられた時代(じだい)には、まだピアノがありませんでした。

ピアノではなくてオルガンとか、チェンバロという楽器(がっき)でえんそうしたのだけど、レガートでひいても、ピアノみたいに、音と音がつながりません。

この楽譜(がくふ)を↓見てください(^O^)

1しょうせつめ、『そらし らふぁ♯そ み』というところは、どうやって弾(ひ)くとおもいますか?

いつもの先生(せんせい)だったら、『そらしーらふぁ♯そーみー』というように、つなげてひきましょう!と言いますね。

でも、さっきかいたように、この時代(じだい)の楽器(がっき)は、ピアノみたいに音と音がつながりません(音がながくのばせなくて、すぐにきえてしまいます)

だから、こんなふうに弾(ひ)いてみましょう!(^^)!

音と音を切(き)ってひいています。 こんな ひきかたもあるんだな~って、おぼえておいてね♪

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さて、《ポロネーズ》については、昨年の発表会のときにも少しお話しました。

それから『はじめてのポーランドピアノきょくしゅう』を弾いている生徒さんには、先生の解説もお渡ししています。

いずれも、ポーランドの歴史や民族的な意味がとても強いと説明しましたが、

《ポロネーズ》が全てそうなのではなく、歴史的・民族的なことはさておいて(?)

”ポロネーズふう”の形式を持った曲という理由で、ポロネーズという題名がつけられたりもしました。

この曲はどちらかといえば ”ポロネーズふう” だと思っています(断言は難しい…)

ピンクの□:タンタタ│タンタン タンタン が、ポロネーズの特徴的なリズム。

水色の□:1拍目レ・ファ♯・ラ→2拍目ソ・シ・レ・ソ(水色の□)で、解決(スッキリした感じ)します。

※「起立・礼・着席」の音をピアノでひいてみたことがあると思いますが、その「着席」の音の感じが、《解決》です

なので、水色の□のところが終わりの音。

ここで踊りが終わり、残りの3つの音はお辞儀をしているところです。水色の☆をジャーンと弾かないこと。

 

↓続きのここは、シンコペーションを探してみて(^O^)

マーチなどは、シンコペーションをしっかり元気に弾きますが、ポロネーズは少し大人しめに弾くほうがいいです。

チェンバロだけではなく、弦楽器の響きが聴こえてくるようです。ヴァイオリンが多く使われた時代ですし、弦楽四重奏とかチェンバロ協奏曲と思うと、しっくりきます。

 

ピンクの□:8分音符、切って弾いてもいいと思うのですが…

私がヘタなのかもしれませんが💦ここを切ると軽快なステップになってしまい、レガートにしました。踊りとしてのポロネーズは、跳ねたりしないので…

それと、チェンバロでは音がつながらないと書きましたが、まぁここは4分音符ではなく8分音符なので、レガートで弾けばそれなりにつながりますし(;^_^

 

最後に

全体を通して、タタタン タタタン と同じリズムが繰り返されるところも、ポロネーズの特徴です。

《ポロネーズ》を弾いたことのある生徒さんは、同じような特徴が見つけられるかどうか、楽譜を探してみるとおもしろいですね♪