教室のおたよりに「おんがくようごイマジネーション」というコーナーがあります。
楽譜に書いてある色々な記号について、先生と楽しくお話しながら理解を深めてもらいたいと思って考えたものです。
1月号のお題は《とおくから だんだん ちかづいてくる!》
私が想像したのは、雪の日に空を見上げたところです。
さて生徒たちはどんな想像をしたでしょうか(#^^#) 皆が描いてくれたイラストを、ご紹介いたします。
(※全員分載せられなくてすみません)
きょうだいの生徒は 半分ずつ描いてもらいました♪
左:ネコちゃんがこちらへ歩いてきます / 右:オバケが近づいてくる!?こわいけど、このオバケちゃんは可愛い。
上:下右:電車や車が向こうからやってくる様子を想像した生徒は多かった!
下左:小鳥が飛んでくる。
小さい雲はまだ遠くにあります。近づいてきた大きな雲。
左:うさぎが ぴょんぴょん跳ねてくる。 / 右:誕生日が近づいてくる!面白い発想。楽しみな気持ちが伝わりますね。
【遠くからだんだん近づいてくる】を表現したいとき‥
ピアノでどんなふうに弾いたらよいのでしょうか? 楽譜には、なんて書いたらよいのでしょうか?
そう、
みんなしっている、あれですね。
答えは
cresc. クレシェンド
でした!
電車だったら、電車そのものの音が大きく聞こえて来るかも。
小鳥だったら‥そうですね、羽ばたく音。
小鳥を飼っていない人の普段の生活では、実際にはきこえないかもしれないけれど、静寂な世界に舞い降りて来るのだったら、どう聴こえるでしょうか。
または、さえずりを、遠くで聴くのと近くで聴くのではどうでしょうか。
オバケだったら、だんだん強くしていって最後フォルテまで盛り上げたら、どんなシーンになるでしょうか。
クレッシェンドの意味【だんだん強く】‥と一言でいっても、ほんとうにたくさんの音が ありますね。
その曲には、どんなクレシェンドが、ふさわしいでしょうか。