【入会につながる体験レッスン】体験レッスンを受ける方の気持ち・信頼感を持ってもらうための5つの行動①

2021-02-25

体験レッスンを考えるとき、忘れてはならないのが

「こんな教室で」「こんな先生で」「こんなレッスンです」と紹介することが本筋であって

「入会してもらいたい」「ご入会いただくためにこうしよう」などと考えるのは誰のためにもならないということです。

いろいろと工夫して、楽しませないと入会してくれないのでは?と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし入会につながる体験レッスンというのは、結局は「気持ちを通わせる」ことに尽きると思うのです💗

気持ちを伝えるための工夫は良いですが、その工夫のほうに気を取られて目的を忘れては本末転倒です。

今回は、いろいろと工夫する前に根本的なところを考えてみようということで、体験レッスンを受ける方の気持ちについて考えたいと思います。

体験レッスンを受ける方の気持ちって?

まずは、きちんと想像しましょう

ピアノ習いたいな‥と教室を探して、いざ体験レッスンを申し込むとき

電話する瞬間、電話を切ったあと 

あるいは、メールを送って先生から返事を待っているとき

どんな気持ちだろう?

そして体験レッスン当日になり

先生と初めて会う瞬間 初めてレッスンを受けるとき

どんな気持ちだろう?

と、一度真剣に 想像してみましょう!

そのとき、どんな先生だったら嬉しいのか? 安心できるのか?

それを考えて対応していきましょう👍

この先生は安心 と感じてもらうために

私たち先生って、つい《何を教えよう?何をしたら楽しいと言ってもらえる?》ということばかり、考えてしまいます。

もちろんそれも大切だけれども、それ以上に

  • 信頼できそう
  • 笑顔を見せてくれる
  • 話を聞いてくれる(話が通じる)
  • ポジティブな言葉選び
  • 礼儀正しさ(子供の手本)

など、総合的に「この先生なら大丈夫だな」と感じてもらいたいですね。

もちろん私もそうなれたらいいな~と修行中(一生😓)です

『信頼感』を持ってもらうために心がけたいことを、5つまとめました。

『信頼感』を持ってもらうために心がけたいこと

  1. 親御さんと仲良くなりたいという想い
  2. 自分が話さない
  3. 否定しない
  4. ご挨拶を丁寧にする
  5. ルールははっきり伝える

1.親御さんと仲良くなりたいという想い

レッスンを進めるうえでも、親御さんと二人三脚で生徒のことを考えるのが一番。

初対面から、仲良くなりたいと思って接しましょう♡

どんな性格かなんてわからないのに、仲良くなりたいと初めから思うのは無理‥と考えずに‥‥

だって、仲良くなっても、本当の性格なんてわからないんです。

(自分のことだって、なかなかわからないくらいですから)

自分で教室をやっていると、同僚との世間話なども出来ませんし、親御さんとお話する時間も楽しみの一つにしたいですね。

’仲良く’が難しそうだな~というときは、どんな方なのかな?と興味をもってお話するとよいかもしれません😊

2.自分が話さない

当たり前ですが、生徒さんも親御さんも、先生のお話を聞いてくれます。

だからといって、喋りすぎには注意‥‼️

最初は説明することも多いですし、初対面では特に先生が主導していく必要があり、喋らざるを得ないのですが

体験レッスンでは先生を知ってもらう以上に、生徒さんのことを知りたいですよね。

自分のレッスン方法

自分のポリシー

自分の経験、経歴

と、自分のことばかりになっていないか気を付けましょう。

私がいつも心がけていることなのですが、やることを決め過ぎず《空白》をあえて作っています。

(ちょっと訊いてみたいな)(なんとなく心配だな)くらいのことって、少し間が空いた時に切り出したりしますよね。

ですので、先生もがんばりすぎずに 少しお話の間が空くくらいでもいいんじゃないかな🙂と思います。

お話をよくしてくださる生徒さんなら、まず遮らずに聴き、それに対して質問を返す。

あまりお話されない生徒さんなら、一度くらいは脱線してピアノ以外のお話を振ったりもしてみましょう。

自分が話すのではなく、どれだけ生徒さんが話してくれるか?が大事かなと思います。