「オンラインレッスン」2か月実施して感じた3つのメリット
オンラインレッスンを始めて2か月目。生徒も少しずつ慣れてきた様子です。
ある程度の回数を実施して、実感しているメリットを3つ、あげてみました♪
(デメリットについては▶『オンラインレッスン3つのデメリット』)
メリット①主体的にレッスンを受けるように!
普段は、生徒が低学年くらいだと、私があれこれ手助けしながらレッスンしています。
オンラインでは、直接的に助けてあげることができないため
自分でやるのが当たり前になり、主体的にレッスンに臨むようになっています。
- 宿題を自分でマークする
- 曲を自分で探す、 楽譜を開く
そして、一番うれしいのが
音がわからない~なんて言わずに、楽譜を自分でちゃんと読みます(^^)

2小節目のさいしょの音、何かくっついてるぞ~

(じっと楽譜を見て)う~ん、あ、シャープだ!
以前は、”読むのめんどくさい…” ”先生ヒントくれないかな~”
なんて感じだった生徒も、当たり前に楽譜を自分で読むようになりました!
メリット②親御さんが関わってくださる!
私の教室は生徒宅でレッスンする形態のため、もともと親御さんの協力があるほうなのですが、
オンラインレッスンでは、やはり普段以上に、親御さんが関わってくださっています。
両親や家族が、自分のピアノに興味をもって、一生懸命に助けてくれるということは
生徒にとって、とても嬉しいことだと思います(^^)
ただ、忙しい親御さんにとっては負担になっていることでもありますので、
メリットとして喜んでいるだけではなく
きちんとご協力に対して感謝を伝えることが大切ですよね。
- 感謝を伝える機会がいただけた
- 親御さんとの会話が増えた
ことを、先生側のメリットと捉えるのがよいと思います。

メリット③信頼関係を築く時期に!
ピアノレッスンに生徒や保護者が何を求めるかはいろいろですが、私なら、情熱をもって指導してくれる先生がいいなと思います。
ただ、いくら一生懸命でも、伝わっていなければ意味がありません。
きちんと伝わってこそ、信頼につながってくるのではないでしょうか(^^)
- おうちでずっと過ごしている子どもたちに、明るく頼もしい声を届ける
- 充実したレッスンになるよう試行錯誤する
- 親御さんにもご協力いただけるようお願いする
など、先生のレッスンへの情熱を、表現しやすい時期です。
もちろん、オンライン関係なく普段から情熱をもって指導していますが、「いつものこと」ではない今だから伝えやすいこともあります。
レッスンは「先生を信頼して」「しっかり見て 聴いて」くれなければうまくいきませんから、
音がよくわからない とか、技術的に伝わらないという問題ばかりにとらわれず、
オンラインレッスン期間は、信頼を高めることを目標にしても 良いのかもしれません。