「オンラインレッスン」お月謝はいつも通りでよいのか問題

連日オンラインレッスンについて書いております。どうしても、この時期こうなってしまいますね(;^_^)

オンラインレッスンになったとき、これまで通りのお月謝でよいのか?と悩む方もいらっしゃるかと思います。

まず結論です

結論から言いますと、「これまでと同じでよい」と私は考えます。

自分がオンラインに切り替えるときも一切悩みませんでした。

なぜかというと、

オンラインになったからどうこう‥ということではなく、普段からレッスンやお月謝に対して、次のように考えているからです。

レッスン、月謝の考え方

特に小さなお子さんのレッスンをお受けするということは、 長期にわたって関わることが多く、人格形成にも少なからず影響があるはずで、

ピアノを弾くこと以外でも、大人として先生として、お手本を示すことが出来るようで在りたいです。

ピアノ人生への影響は当然大きく、「今月何回ピアノを教えればOK」なんていう軽いノリではないわけです。

新しく生徒になってくれた子(大人も一緒ですけどね)の音楽に関すること丸ごと、任せてください!

という気持ちでレッスンをお引受けしています。

数年間の長いスパンで責任を持ってレッスンしていくことは

「毎回のレッスンの対価」

ではなく

「今後の生徒さんのピアノに責任を持つという契約料金」

という考えが、私にはしっくりきます。

妥協しないで取り組む覚悟

オンラインレッスンに対してどう取り組むかを、自分なりに「覚悟する」ことも

お月謝をきちんといただく理由の一つです。

やはり、オンラインレッスンで「レッスンの質が落ちる」という気持ちが「お月謝いただいていいのか」ということにつながりますから

月謝を下げるというのは、レッスンの質が下がっても仕方ない になりかねません。

オンラインレッスンでは、部分的に質が下がるのは確かです。

しかし他の部分でしっかり補い、質も月謝も下げない!という覚悟が良いレッスンにつながるかなと思います。

価値を認めてくれている生徒のために

ピアノ教室で「売る」という言葉は馴染まないかもしれませんが、私たちの売っているものは

「その教室・その先生の 価値あるレッスン」

ですから、

お月謝を下げることは、教室や自分の価値を下げることになる危険があります。

日々指導の勉強や研究をして、価値を高めてきた結果、

「この教室だから」「この先生だから」習いたい!という生徒が集まってくれているのではないでしょうか。

せっかく価値があると思って集まってくれた生徒さんに、価値が下がるからディスカウントしますよ~というのが、本当に親切でしょうか?

「オンラインレッスンで少し慣れない面もあり、これまでと違う形式にはなるけれど、

教室や自分自身のレッスンの価値を上げていく努力をし続けます!

とお答えすることが、生徒にとっても良いことではないかと思います。

ケース・バイ・ケースだけれど‥

月謝は下げないほうがむしろ良い と書いてきましたが

もちろん、そうはいかないケースもあるかな~と思います。

その場合も、なんとなく「悪いから」とかではなくて、自分が納得できるしっかりとした理由に基づいて対応していくことが、将来的に自分の自信にもなり、生徒の信頼を得ることにもなっていくと思います。